以前の記事で、
「身体のメンテナンスにハンズ・オン・ヒーリングは役立ちマス!」
と豪語した私ですが・・・・
じゃあ、「心」に関してはどうなんだと、改めて考えてみました。
心と身体はとても密接に関係していますから、もちろん答えは「Yes」です。
私も実際、今まで、随分とヒーリングには助けられてきました。
例えば、多発性子宮筋腫と卵巣のう腫で子宮と右卵巣を摘出した時とか。
あの時は、手術前と手術後にハンズ・オン・ヒーリングを受けたのですが、
手術を受けるための準備と手術後の回復のサポートが欲しかったからでした。
これだけ書くと、「なんだ、やっぱり身体のサポートじゃん」と思うかもしれませんが、
臓器を摘出するということは当然感情にも影響を及ぼします。
手術前はもちろん葛藤や不安の感情も出てきますし、
手術後は喪失感と女性としてのアイデンティティを維持していくことについての思いなども出てきました。
身体全体のエネルギーレベルが低いと、身体だけでなく心の余裕もなくなるのです。
人が
身体の一部を喪失し、
傷を治癒させ、
変化した状態を新しい身体に統合させていく
タイミングには、予想以上にエネルギーが必要です。
ただ、毎日寝て休んでいるだけでは、この統合作業にエネルギーが追いつかないのです。
そんな時、ハンズオン・ヒーリングでのサポートはとても力強く、治癒の後押しをしてくれました。
それから、
様々な人間関係に疲れてしまった時や、
仕事が上手くいかないとき、
病気の家族を介護などで支えなければならない時、
家族を失って悲しみの底に沈んでいる時など・・・
そんな時にもヒーリングは支えになってくれます。
先が見えずどん底に蹲るような状況の中で、エネルギーがカラカラに枯れていたら、
大変な状況は乗り越えられなかったかもしれない。
転んだり、うずくまっていたりすると、光の方に歩き出すための一歩を踏み出すのが困難に思える時があります。
そんな時、ハンズ・オン・ヒーリングは最初の一歩を自ら踏み出す力を支えてくれます。
ヒーリングは心理療法ではありませんから、セッション中には言葉は交わしませんが、
言葉ではないエネルギーでのサポートをぜひ感じていただきたいなと思います。
(2014.11.1)
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